作為・不作為(読み)さくい・ふさくい

百科事典マイペディア 「作為・不作為」の意味・わかりやすい解説

作為・不作為【さくい・ふさくい】

一般に人の行為のうち積極的挙動(金を支払う,人を殺すなど)を作為,消極的挙動すなわち積極的挙動をしないこと(競業をしない,検視を経ないなど)を不作為という。不作為が債務内容になったり(不作為債務),不作為が犯罪を構成する(不作為犯)場合などに問題になる。
→関連項目命令

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android