作物保護(読み)さくもつほご(英語表記)crop protection

日本大百科全書(ニッポニカ) 「作物保護」の意味・わかりやすい解説

作物保護
さくもつほご
crop protection

植物保護ともいわれ、広義には作物を病気、害虫雑草気象などの災害から守ることを意味するが、一般には気象災害を除いて、病害虫および雑草による被害を回避することをいう。また、植物防疫も同じような意味で使われる。したがって関連する学問分野としては、作物の病気を取り扱う植物病理学、害虫の生態防除に関する応用昆虫学、雑草の生態・防除に関する雑草学、病害虫、雑草を防除するための薬剤に関する農薬学などがある。

[梶原敏宏]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android