併呑(読み)ヘイドン

デジタル大辞泉 「併呑」の意味・読み・例文・類語

へい‐どん【併×呑】

[名](スル)あわせのむこと。他の勢力自分の勢力下に入れること。「小国併呑する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「併呑」の意味・読み・例文・類語

へい‐どん【併呑・并呑】

  1. 〘 名詞 〙 一つにあわせて従えること。他国を平定して、自分の勢力の中へ入れ込むこと。併合
    1. [初出の実例]「就中鎌倉郡者、文治右幕下始構武館、承久義時朝臣并呑天下」(出典建武式目(1336)前文)
    2. 「忽地(たちまち)三省の地を并呑す」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)続)
    3. [その他の文献]〔史記‐始皇本紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android