使慣・使馴(読み)つかいなれる

精選版 日本国語大辞典 「使慣・使馴」の意味・読み・例文・類語

つかい‐な・れる つかひ‥【使慣・使馴】

〘他ラ下一〙 つかひな・る 〘他ラ下二〙 長く使ってその物になれる。長い間使って親しみをおぼえるようになる。使い方が熟達した状態になる。使いつける。
※夜の寝覚(1045‐68頃)一「したしくつかひなれし人々にも、かげはづかしくて」
※門(1910)〈夏目漱石〉一七「此二三年来朝晩使(ツカ)ひ慣(ナ)れた木の箸を眺めて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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