使所・使処(読み)つかいどころ

精選版 日本国語大辞典 「使所・使処」の意味・読み・例文・類語

つかい‐どころ つかひ‥【使所・使処】

〘名〙 そのものを使うのに適当な方面。適切に使用すべき場面。つかいみち。
浮世草子・好色盛衰記(1688)一「相場物に利を得て爰が銀子のつかひ所と思ひさだめ」
※交隣須知(18C中か)一「劣 アレハ ブチョウホフニシテ ドコニモ ツカイトコロガ ナイ

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