侍は渡り者(読み)さぶらいはわたりもの

精選版 日本国語大辞典 「侍は渡り者」の意味・読み・例文・類語

さぶらい【侍】 は 渡(わた)り者(もの)

武士自分が仕える主君を探して諸国を渡り歩く者であるという意。武士はきまった職業もなく放浪する者でしかないの意。
幸若・高たち(室町末‐近世初)「侍はわたり者ぞ、かぶとをぬいで、ゆづるをはづし、いのちをつげとぞ云たりける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android