侲子(読み)しんし

精選版 日本国語大辞典 「侲子」の意味・読み・例文・類語

しん‐し【&JISF06F;子】

  1. 〘 名詞 〙
  2. よい子ども。〔張衡‐東京賦〕
  3. 追儺(ついな)の式の時、紺の布衣(ほい)、朱抹額(まっこう)を着けて、方相氏に従った童子振子小儺(しょうな)
    1. [初出の実例]「侲子二十人〈取宮奴等之〉同着紺布衣・朱末額、共入殿庭列立」(出典:内裏式(833)十二月大儺式)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐礼儀志〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android