保商(読み)ほしょう

世界大百科事典(旧版)内の保商の言及

【公行】より

…これが公行制度の始まりである。1720年行商16家が公行を結成し,取引を独占,価格の協定をはかったが,他の行商の反対で成功せず,26年有力な行商6家がえらばれて外国船との取引独占権をあたえられ,他の一般行商はこの6家(保商)の保証のもとで取引を行った。57年,ヨーロッパ諸国との貿易は広州1港に限定され,以来主としてイギリスとの茶・生糸・絹貿易は飛躍的に増大した。…

※「保商」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android