保善社(読み)ほぜんしゃ

世界大百科事典(旧版)内の保善社の言及

【安田財閥】より

…むしろ,安田財閥は浅野総一郎や雨宮敬次郎らの実業家を積極的に資金援助し,みずからは金融財閥の枠内にとどまった。 同族資産の分散を防ぐために安田善次郎が1887年に創立した保善社は,1912年には合名会社保善社に改組,持株会社を頂点とするコンツェルンの形態が整った(1925年安田保善社と改称)。21年に善次郎が暗殺されると,2代目善次郎(初代の長男)を補助するために,日本銀行理事結城豊太郎が保善社専務理事に起用された。…

※「保善社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android