信号ラッパ(読み)しんごうらっぱ

世界大百科事典(旧版)内の信号ラッパの言及

【角笛】より

…17世紀に狩猟用ホルンの管が細く長くなり,また携帯便利な円環状の巻き方で作られるようになって,これが宮廷や劇場等の管弦楽にも利用され,以後ホルンは大発展をとげる。一方,ビューグルは軍隊等に,いわゆる信号ラッパとして定着する。かつて日本の軍隊が用いたのも,今日自衛隊が用いているのもこれである。…

【らっぱ】より

…なお古代中国だけでなく,洋楽系の〈らっぱ〉の類の多くもまた,軍事,警備,狩猟,牧畜等々の信号にしばしば用いられてきた歴史をもつ。しかし近代になってから各国の軍隊などに(軍楽隊用とはまた別に),信号ラッパとして採用されたのは,主としてビューグル系統の楽器である。日本の旧軍隊や現在の自衛隊も例外ではない。…

※「信号ラッパ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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