修善(読み)シュウゼン

デジタル大辞泉 「修善」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ぜん〔シウ‐〕【修善】

[名](スル)善行を積むこと。

しゅ‐ぜん【修善】

仏語。善行を積むこと。

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精選版 日本国語大辞典 「修善」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐ぜん【修善】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しゅ」は「修」の呉音 ) 仏語。善を行なうこと。善行を積むこと。正しい行ないをすること。
    1. [初出の実例]「二種聖諦皆是修善之縁」(出典:勝鬘経義疏(611)無辺聖諦章)
    2. 「無用なるに僧、法師を殺し、仏閣、社壇を焼き壊ち、修善(シュゼン)の心は露計りもなく」(出典太平記(14C後)二二)

しゅう‐ぜんシウ‥【修善】

  1. 〘 名詞 〙 善行を積むこと。正しい行ないをすること。しゅぜん。
    1. [初出の実例]「政府自己の修善上進するをも、併せて妨害することなり」(出典:自由之理(1872)〈中村正直訳〉五)
    2. [その他の文献]〔史記‐李斯伝〕

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