修羅くら(読み)しゅらくら

精選版 日本国語大辞典 「修羅くら」の意味・読み・例文・類語

しゅら‐くら【修羅くら】

〘副〙
① 怒りたける修羅のように胸中がわきかえるさま、怒りや嫉妬のため心がくらくらとするさまを表わす語。
浄瑠璃・寿連理の松(1811)湊町の段「知らぬお夏物越に、聞いてしゅらくら襖を細目
② 湯などがにえたぎる音を表わす語。
※浄瑠璃・難波丸金鶏(1759)三軒家貸座鋪「お駒はしゅらくら沸る茶を茶台に乗て指出す」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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