修羅を燃やす(読み)シュラヲモヤス

デジタル大辞泉 「修羅を燃やす」の意味・読み・例文・類語

修羅しゅらや・す

阿修羅嫉妬執着の心が強いところから》激しく嫉妬する。激しく恨み怒る。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「修羅を燃やす」の意味・読み・例文・類語

しゅら【修羅】 を 燃(も)やす

(修羅猜疑(さいぎ)・嫉妬の念が盛んで、執着心が強いところから) ねたみや疑いの心をわきたたせる。また、怒りの念を盛んに燃えたたせる。
狂歌・後撰夷曲集(1672)一〇「持太刀のつかも間もなきたたかひ火花ちらして修羅もやすらし」

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