修飾(読み)シュウショク

デジタル大辞泉 「修飾」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐しょく〔シウ‐〕【修飾】

[名](スル)
美しく飾ること。よく見せるために上辺を飾ること。「過大に修飾して話す」
文法で、ある語句が他の語句の意味を限定したり詳しくしたりすること。
[類語](1飾り装飾虚飾粉飾/(2修辞レトリック文飾潤色文彩措辞詞藻

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精選版 日本国語大辞典 「修飾」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐しょくシウ‥【修飾】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 美しくかざること。欠点を隠そうとして、また、実質以上に見せようとして、つくろいかざること。
    1. [初出の実例]「即加修餝于当寺之額」(出典吾妻鏡‐文治五年(1189)一二月九日)
    2. 「美福門の額の字を修飾すべきよし、宣旨をかうぶりける時は」(出典:古今著聞集(1254)七)
    3. [その他の文献]〔論語‐憲問〕
  3. 文法で、体言用言に対して、その性質、状態、数量程度などを限定するために他の語を添えること。日本語では、修飾する語は修飾される体言、用言に先立つ。→修飾語
    1. [初出の実例]「副詞は、動詞に副ひ、或は、形容詞、又は、他の副詞にも副ひて、其意味を種々に修飾する語なり」(出典:広日本文典(1897)〈大槻文彦〉二六八)

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普及版 字通 「修飾」の読み・字形・画数・意味

【修飾】しゆう(しう)しよく

おさめととのえる。飾る。〔漢書、厳安伝〕今天下の人民、用財侈靡(しび)(贅沢)、車馬衣裘宮室、皆競うて修す。

字通「修」の項目を見る

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栄養・生化学辞典 「修飾」の解説

修飾

 生体分子誘導体にすることをはじめ,多くの使い方がある.

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世界大百科事典(旧版)内の修飾の言及

【修飾語】より

…文法用語。一まとまりの意味を表す2文節以上の連接において,一方が他方に従属しつつその意味内容をいい定めているとき,前者は後者を〈修飾する〉といい,前者を修飾語,後者を被修飾語という。言語によっては,修飾語が後行する場合もあるが,日本語では修飾語は常に被修飾語に先行する。…

※「修飾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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