倒炎式窯(読み)とうえんしきがま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「倒炎式窯」の意味・わかりやすい解説

倒炎式窯
とうえんしきがま

土器陶磁器を焼成する一種。火が部屋の床部の下から入り,壁に沿って上昇し,天井にぶつかり,また下降して,下から穴を抜けて次の部屋へと移っていく式の窯。直炎式窯に比して火度が一定する利点がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android