偏愛(読み)ヘンアイ

デジタル大辞泉 「偏愛」の意味・読み・例文・類語

へん‐あい【偏愛】

[名](スル)ある物や人だけをかたよって愛すること。また、その愛情。「末娘偏愛する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「偏愛」の意味・読み・例文・類語

へん‐あい【偏愛】

〘名〙 かたよって愛すること。特定の人や物事を特別に愛すること。また、その愛。〔文明本節用集(室町中)〕
※現代文明を評し,当来の新文明を卜す(1915)〈中沢臨川〉二「極度に精神を疎んじ物質を偏愛する一種の変態文明」

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普及版 字通 「偏愛」の読み・字形・画数・意味

【偏愛】へんあい

。また、偏(ひとへ)に愛する。唐・杜鶴〔山寺に登る〕詩 山の一山寺 野人秋日に登る 就中(なかんづく)に石を愛す 獨り上る、最高

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