偽学(読み)ギガク

デジタル大辞泉 「偽学」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐がく【偽学】

正道に反した学問
その時代主流に反した学問。異学

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精選版 日本国語大辞典 「偽学」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐がく【偽学】

  1. 〘 名詞 〙 正道に反する学問。真正道義に反する学問。いつわりの学問。
    1. [初出の実例]「デモカリチュスを Laughing Philosopher (笑哲)と称し、ヒロキチュスを Weeping Philosopher (泣哲)と称せり。それより、Sophist (偽学)と称するもの起れり」(出典:百学連環(1870‐71頃)〈西周〉二)
    2. [その他の文献]〔宋史‐胡紘伝〕

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普及版 字通 「偽学」の読み・字形・画数・意味

【偽学】ぎがく

正しくない学問。宋・葉適〔故運副竜図侍郎孟公墓誌銘〕田の時に方(あた)り、僞學を以て士を斥(しりぞ)くること且(まさ)に盡きんとす。獨り良甫(孟公)にばざるも、然れどもに自ら外補を乞ふ。

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