傍示越(読み)ほうじごえ

日本歴史地名大系 「傍示越」の解説

傍示越
ほうじごえ

河内から南下して高山たかやま(現生駒市)に入り、富雄とみお川沿いに郡山(現大和郡山市)に入る道。途中、砂茶屋すなぢやや(現奈良市中町)くらがり越大坂街道と交わる。

「大和志」に「傍示嶺交野郡界至砂茶屋三里二十一町所歴曰前田曰高山曰二名曰三碓」とあり、「河内志」には「傍示越和州添下郡界至御茶屋一里十一町御茶屋至枚方三十二町」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android