傘留(読み)かさどめ

精選版 日本国語大辞典 「傘留」の意味・読み・例文・類語

かさ‐どめ【傘留】

〘名〙 (遊郭太夫道中の時、男衆長柄の傘を太夫にさしかけるが、その幾つか出る傘の最後のものの意から) その遊郭第一の全盛の太夫をいう。上方の語。傘留め太夫。〔浪花聞書(1819頃)〕

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