備後町二丁目(読み)びんごまちにちようめ

日本歴史地名大系 「備後町二丁目」の解説

備後町二丁目
びんごまちにちようめ

[現在地名]東区備後町一丁目

一丁目筋より八百屋町やおやまち筋までが町域で、明暦元年(一六五五)大坂三郷町絵図町名がみえる。大坂三郷北組に属し、元禄一三年(一七〇〇)三郷水帳寄帳では屋敷数二一・役数二八役で、うち年寄分・会所分各一役が無役。年寄は兵庫屋伊右衛門。宗旨組合は備後町一丁目に同じ。延享版「難波丸綱目」には鳥屋とりや町の通称を反映して鳥駕籠がみえ、また尾張国問屋・江戸積釘問屋鉄屋仁兵衛、関東筋問屋・江戸積釘問屋和泉屋新四郎、晒蝋屋大黒組・安芸国問屋各二、玉子問屋一があげられ、「大阪両替手形便覧」に一人が載る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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