僅僅然(読み)きんきんぜん

精選版 日本国語大辞典 「僅僅然」の意味・読み・例文・類語

きんきん‐ぜん【僅僅然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 いかにもわずかなさま。
    1. [初出の実例]「微(すこ)しく似たりと言ふも可なれども、誠に僅々然(キンキンゼン)たるものなり」(出典花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉四五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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