働蟻(読み)はたらきあり

精選版 日本国語大辞典 「働蟻」の意味・読み・例文・類語

はたらき‐あり【働蟻】

  1. 〘 名詞 〙 アリ社会を構成する、生殖腺の退化した雌のアリ。一生翅(はね)をもたず、食物採取育児、巣の維持防御などの役目を果たす。職蟻(しょくぎ)
    1. [初出の実例]「羽根の生えた雄蟻や、卵を喞へた働蟻も現れはじめた」(出典:通学物語(1941)〈渋沢秀雄〉文化映画の副産物)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android