デジタル大辞泉
「僧祇」の意味・読み・例文・類語
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そうぎ【僧祇】
① (saṃghika または mahāsaṃghika の音訳)
釈迦の滅後、洞窟内で
仏典の
編纂を行なった弟子集団を上座部というのに対し、洞窟外で編纂した弟子集団をいう。
② (saṃgha の音訳) 仏教を修行する出家の集まり。
※観智院本三宝絵(984)上「方等経を謗り、僧祇の物を盗み、五逆の罪を作り」
④ (asaṃkhya の音訳の
略称) 無数。無量。
※
散木奇歌集(1128頃)悲歎「その程とみだの
御代をば限らねばいくそうきともいかが数へん」 〔
祖庭事苑‐四・雪竇祖英下〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報