精選版 日本国語大辞典 「僧録司」の意味・読み・例文・類語
そうろく‐し【僧録司】
〘名〙
② =そうろく(僧録)②
※翰林葫蘆集(1518頃)九・興宗明教禅師行状「此像昔鹿苑相公迎二諸尊宿於北山甲第一、設レ斎各有レ所レ賜、無求賜二此像一、僧祿司大岳作レ詩賀レ之、一時盛事也」
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…幕府および各藩の寺社奉行の下で,本山および一般寺院の上申下達の仲介を行い,また一定の統制にあたった寺院をいう。室町幕府の僧録司(僧録)がその起源。戦国期には各大名が有力寺院を僧(総)録とか録所の名で呼び,領内寺院の統制にあたらせた。…
※「僧録司」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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