儀方を書く(読み)ぎほうをかく

精選版 日本国語大辞典 「儀方を書く」の意味・読み・例文・類語

ぎほう【儀方】 を=書(か)く[=書(しょ)す]

中国で昔行なわれたまじない。五月五日の端午節供に、儀方二字を書いた札を家の柱などにさかさまにはると、蚊(か)や蠅(はえ)、あるいは、蛇(へび)マムシ(蛇虺(だき))を防ぐことができると信じられた。《季・夏》 〔俳諧・俳諧歳時記(1803)〕〔西湖遊覧志余‐熙朝楽事〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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