優婆提舎(読み)うばだいしゃ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「優婆提舎」の意味・わかりやすい解説

優婆提舎
うばだいしゃ

サンスクリット語 upadeśaの音写。仏教用語。指示教訓教課などの意。また,仏典叙述形式または内容から 12に分類したもの (十二部経 ) の一つで,教説を仏自身あるいは弟子たちが解説した部分をいう。後世も,経典に対する注釈書の標題にこの語が用いられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android