優然(読み)ユウゼン

デジタル大辞泉 「優然」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐ぜん〔イウ‐〕【優然】

[ト・タル][文][形動タリ]落ち着いてゆとりのあるさま。
紳士は―と内に入らんとせしが」〈紅葉金色夜叉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「優然」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐ぜん イウ‥【優然】

〘形動タリ〙 ゆったりと落ち着いているさま。
太平記(14C後)三二「二女は瑟を調べ、舜は琴を弾じて、優然(ユウゼン)としてぞ居たりける」

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普及版 字通 「優然」の読み・字形・画数・意味

【優然】ゆうぜん

安らかなさま。

字通「優」の項目を見る

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