儲の君(読み)もうけのきみ

精選版 日本国語大辞典 「儲の君」の意味・読み・例文・類語

もうけ【儲】 の 君(きみ)

(「儲君(ちょくん)」の訓読み。次の天子として予定されている主君の意) 皇太子をうやまっていうことば。世継ぎの皇子(みこ)。もうけの宮。東宮
書紀(720)仁徳二三年是歳(前田本訓)「皇太子、地(しな)、儲君上嗣(マウケノキミ)に居(あた)りて仁(ひとをめくみ)(おやにしたか)ふみち、着聞たり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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