元嘉体(読み)ゲンカタイ

デジタル大辞泉 「元嘉体」の意味・読み・例文・類語

げんか‐たい【元×嘉体】

中国で、元嘉期に興った詩風謝霊運顔延之鮑照ほうしょうらが代表的詩人。華麗な文体山水の美を詠じた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「元嘉体」の意味・読み・例文・類語

げんか‐たい【元嘉体】

  1. 〘 名詞 〙 中国の詩体一つ。六朝時代宋の元嘉年代の詩人、謝霊運・顔延之・鮑照などの詩体。洗練された技巧で山水の美を描いた。〔滄浪詩話‐詩体〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android