元字銀(読み)げんじぎん

精選版 日本国語大辞典 「元字銀」の意味・読み・例文・類語

げんじ‐ぎん【元字銀】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代元祿八年(一六九五)から発行された元祿丁銀および豆板銀総称。元祿を表わす「元」字の極印が打たれているところからいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の元字銀の言及

【元禄金銀】より

…元字金,元字銀ともいう。1695年(元禄8)慶長金銀を改鋳した元禄大判,同小判,同一分金,同二朱金,同丁銀,同豆板銀をいう。…

※「元字銀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android