元本宗源神道(読み)げんぽんそうげんしんとう

世界大百科事典(旧版)内の元本宗源神道の言及

【吉田神道】より

…室町時代後期に京都の吉田神社の神官吉田兼俱(かねとも)がおこした神道の一流派。兼俱自身は,元本宗源(げんぽんそうげん)神道,唯一宗源神道,唯一神道などと称したが,一般には吉田神道,卜部(うらべ)神道と呼ばれる。古代に神祇官の亀卜をつかさどった卜部氏は,平安時代には平野・吉田両社の神官となり,鎌倉時代には,《釈日本紀》の著者兼方,《旧事本紀玄義》の著者慈遍をはじめ多くの学者を出し,吉田・平野両流ともに古典研究の家として認められた。…

※「元本宗源神道」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android