先潜り(読み)サキクグリ

デジタル大辞泉 「先潜り」の意味・読み・例文・類語

さき‐くぐり【先潜り】

[名・形動](スル)
先回りしてこっそりと物事を行うこと。
「―して矢張り東京で、何処ぞかくしたものに相違ないと」〈二葉亭其面影
人の言動の先を悪いように推量して、かってにこうだと決めてしまうこと。また、そのさま。
「―な言葉を許して貰いたい」〈里見弴多情仏心

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android