先綱(読み)サキツナ

デジタル大辞泉 「先綱」の意味・読み・例文・類語

さき‐つな【先綱】

《「さきづな」とも》
綱をつけてものを引くとき、先の方の綱。また、それを引く人。⇔元綱
捕鯨砲もり綱で、銛に直接つながっている綱。

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精選版 日本国語大辞典 「先綱」の意味・読み・例文・類語

さき‐つな【先綱】

  1. 〘 名詞 〙 車などに綱をつけて引くとき、先の方の綱。また、それを引く人。
    1. [初出の実例]「時をとつとぞ荻の夕声〈本秋〉 さき綱で根こぎにしたる野路のはぎ〈友雪〉」(出典:俳諧・大坂檀林桜千句(1678)第一〇)

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