免定(読み)めんじょう

世界大百科事典(旧版)内の免定の言及

【村方文書】より

…これをもとにして,幕末までにさまざまな土地台帳が作成された。 年貢関係文書の中心は一般に年貢免定(めんじよう)あるいは年貢割付(わりつけ)と呼ばれる年貢徴収令状である(年貢割付状)。これは年に1本村に下付されたもので,村はこれに基づいて年貢を納めた。…

【免】より

…〈免相(合)(めんあい)〉ともいう。納租額を記して領主から村方に交付する文書を〈免定(状)(めんじよう)〉と呼び,また各百姓への割付けを〈免割(めんわり)〉と称した。《田法雑話》には〈田畠の高壱石に付て取米何程と云あたりを免と云〉とあり,《地方凡例録(じかたはんれいろく)》も〈仮令ば下田高弐百石,免三つにて此取米六拾石〉としている。…

※「免定」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android