免疫グロブリンE(読み)メンエキグロブリンイー

デジタル大辞泉 「免疫グロブリンE」の意味・読み・例文・類語

めんえきグロブリン‐イー【免疫グロブリンE】

免疫グロブリンの一。分子量約19万~20万。糖の含有量が多い。気管支喘息ぜんそくアトピー性皮膚炎アレルギー性鼻炎花粉症などのアレルギー反応に密接に関与することが知られ、特定アレルゲンによる反応性を調べるために利用される。昭和41年(1966)、石坂公成・照子夫妻が発見IgEimmunoglobulin E)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「免疫グロブリンE」の解説

免疫グロブリンE

 免疫グロブリンのクラス一つで,ε鎖2本とL鎖2本からなり分子量約190k.アレルギー反応に関係する免疫グロブリン.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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