児玉 桂三(読み)コダマ ケイゾウ

20世紀日本人名事典 「児玉 桂三」の解説

児玉 桂三
コダマ ケイゾウ

大正・昭和期の生化学者



生年
明治24(1891)年6月17日

没年
昭和47(1972)年10月1日

出生地
滋賀県彦根

学歴〔年〕
東京帝大医科大学〔大正7年〕卒

学位〔年〕
医学博士〔大正13年〕

経歴
東京帝大医科学教室副手、助手を経て大正12年助教授、のちケンブリッジ大学へ留学。昭和2年愛知医科大学教授、3年九州帝大教授、18年東京帝大教授、医学部長を務め26年定年退官。28年から12年間徳島大学学長を務めた。酵素学、栄養学免疫化学などについて研究

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「児玉 桂三」の解説

児玉桂三 こだま-けいぞう

1891-1972 大正-昭和時代の生化学者。
明治24年6月17日生まれ。愛知医大,九州帝大の教授をへて,昭和18年母校東京帝大の教授となり,医学部長をつとめた。のち徳島大学長。酵素やたんぱく質,免疫化学の研究で知られる。昭和47年10月1日死去。81歳。滋賀県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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