児玉 謙次(読み)コダマ ケンジ

20世紀日本人名事典 「児玉 謙次」の解説

児玉 謙次
コダマ ケンジ

明治〜昭和期の銀行家 横浜正金銀行頭取。



生年
明治4年11月7日(1871年)

没年
昭和29(1954)年2月13日

出生地
香川県高松市

学歴〔年〕
東京高商(現・一橋大学)〔明治25年〕卒

経歴
会計検査院に勤め、明治27年横浜正金銀行(のちの東京銀行)に転じ、上海支店長、取締役を経て、大正11年頭取となった。昭和13年中支那振興総裁、14年勅選貴院議員。20年幣原内閣の終戦連絡中央事務局総裁。また横浜銀行集会所理事長、横浜商工会議所顧問、輸出組合中央会長、日華実業協会会長、日本貿易振興協会会長なども務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「児玉 謙次」の解説

児玉謙次 こだま-けんじ

1871-1954 明治-昭和時代の銀行家。
明治4年11月7日生まれ。横浜正金銀行にはいり,ボンベイ支店,上海支店の支配人をへて,大正11年頭取となる。昭和14年貴族院議員。戦後,日華経済協力促進会長などをつとめた。昭和29年2月13日死去。82歳。香川県出身。高等商業(現一橋大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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