児童図書館研究会(読み)じどうとしょかんけんきゅうかい(英語表記)Society for Children’s Libraries

図書館情報学用語辞典 第5版 「児童図書館研究会」の解説

児童図書館研究会

児童図書館の研究とその充実発展を図ることを目的として,1953(昭和28)年小河内芳子(1908-2010)ら7名の有志により設立された団体児童図書館員の専門性の確立のための事業,児童図書館運営に関する研究会や講習会等の開催,児童図書館の発展充実のための宣伝啓蒙,優良児童図書の推薦事業,他の図書館関係団体や児童関係団体との連絡提携等の事業を展開している.各地方に支部やグループがあり,それぞれ地域に根ざした学習・普及活動を行っている.機関誌『こどもの図書館』(1954- )や『年報こどもの図書館』(1969- ),『新版えほんのもくろく』(1981)等を出版

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android