兜鉢(読み)カブトバチ

デジタル大辞泉 「兜鉢」の意味・読み・例文・類語

かぶと‐ばち【×兜鉢】

兜の主要部で、頭部を覆う部分。兜の鉢。
兜の鉢のように、広くて深い大形のどんぶり。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「兜鉢」の意味・読み・例文・類語

かぶと‐ばち【兜鉢】

〘名〙
① 兜の頭部をおおう部分の名称かぶとのはち。
※新札往来(1367)上「甲鉢・髄当等、脇戸之作。籠手者。大鳥、当世賞翫候」
② ①に似た、広くて深いどんぶり鉢。兜皿。
浮世草子・棠大門屋敷(1705)四「醤油でからりと煎ったくわゐを甲鉢に入てあがれば」

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食器・調理器具がわかる辞典 「兜鉢」の解説

かぶとばち【兜鉢】

武具の兜(かぶと)の鉢に似た、口が広くて深いどんぶり鉢。

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