入句(読み)いれく

精選版 日本国語大辞典 「入句」の意味・読み・例文・類語

いれ‐く【入句】

〘名〙 江戸時代後期流行の千句合わせで、謎の題に対し答える句。
洒落本美地の蠣殻(1779)「鯉江さんの入句で、江の島も跡を出す気の汐干潟といふ句が、ぬけたのサ」

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