入子船(読み)いれこぶね

精選版 日本国語大辞典 「入子船」の意味・読み・例文・類語

いれこ‐ぶね【入子船】

〘名〙 近世軍船一種で、解体して運べるようにした小船。たやすく組立、分解ができる箱形の船を四つないし五つ入れ子にして小さくたたみ、携行しやすくしたもの。畳船(たたみぶね)。いれこ。〔全流乗組之巻(17C中)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android