入手(読み)にゅうしゅ

精選版 日本国語大辞典 「入手」の意味・読み・例文・類語

にゅう‐しゅ ニフ‥【入手】

〘名〙 手にはいること。また、手に入れること。自分のものとすること。落手
大乗院寺社雑事記‐長享元年(1487)一二月二六日「帳本方々又入手計略之間」 〔楊万里‐和陸務観見和帰館之韵詩〕

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デジタル大辞泉 「入手」の意味・読み・例文・類語

にゅう‐しゅ〔ニフ‐〕【入手】

[名](スル)手にはいること。また、手に入れること。自分のものにすること。「新しい資料を入手する」
[類語]獲得取得拾得既得先取先取り手に入る手に入れる手中に収める手にする手に落ちる

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普及版 字通 「入手」の読み・字形・画数・意味

【入手】にゆうしゆ

受領する。

字通「入」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の入手の言及

【舞楽】より

…なお,舞楽の登・退場楽には拍節的なものもあるが,その多くは非拍節的であり,それらの多くは退吹(おめりぶき)という管楽器奏者相互間の特殊な合奏法によって進められていく。
[舞の所作]
 まず舞台に登ったとき,降りるときの所作〈出手(ずるて)〉〈入手(いるて)〉がある。舞人は観客(奉納舞楽の場合は拝殿)から見て,左舞は左,右舞は右の楽屋から登台し,舞の所作も左右対称的に行う。…

※「入手」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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