入間[市](読み)いるま

百科事典マイペディア 「入間[市]」の意味・わかりやすい解説

入間[市]【いるま】

埼玉県南部,武蔵野台地の一部を占める市。1966年市制。扇町屋,仏子(ぶし)などに市街が発達,西武池袋線,八高線,国道16号線が通じ,1996年3月首都圏中央連絡自動車道が開通,東京への通勤圏に含まれ宅地化が著しい。レースなどの紡織セメント瓦醸造などの地場産業のほか,電気機器など多様な小規模工場が多い。狭山茶の特産地で,生産量,栽培面積とも県内一である。第2次大戦後,旧陸軍航空士官学校跡地は米軍のジョンソン基地となった後返還され,航空自衛隊入間基地,公園などとなった。北部高倉に高倉寺観音堂がある。44.69km2。14万9872人(2010)。

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