全身不随(読み)ぜんしんふずい

精選版 日本国語大辞典 「全身不随」の意味・読み・例文・類語

ぜんしん‐ふずい【全身不随】

〘名〙
① 神経系統がおかされて、からだじゅうの自由が利かなくなること。また、その状態。からだ全体が、思うように動かせないこと。
② (比喩的に用いて) 八方ふさがりであること。にっちもさっちもゆかないこと。
社会百面相(1902)〈内田魯庵〉変哲家「支那は道徳中毒で全身不随と来てゐるから」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android