八束脛(読み)やつかはぎ

精選版 日本国語大辞典 「八束脛」の意味・読み・例文・類語

やつか‐はぎ【八束脛】

  1. 〘 名詞 〙 ( 八握りもある長さの脛の意で ) 古代中央政府に服しない土着の人々を、中央から蔑視して呼んだ称。
    1. [初出の実例]「古老のいへらく、昔、国巣〈俗の語に都知久母、又、夜都賀波岐(ヤツカハギ)といふ〉山の佐伯、野の佐伯ありき」(出典:常陸風土記(717‐724頃)茨城)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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