八束脛(読み)やつかはぎ

精選版 日本国語大辞典 「八束脛」の意味・読み・例文・類語

やつか‐はぎ【八束脛】

〘名〙 (八握りもある長さの脛の意で) 古代中央政府に服しない土着の人々を、中央から蔑視して呼んだ称。
常陸風土記(717‐724頃)茨城「古老のいへらく、昔、国巣〈俗の語に都知久母、又、夜都賀波岐(ヤツカハギ)といふ〉山の佐伯、野の佐伯ありき」

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