日本大百科全書(ニッポニカ) 「八橋(鳥取県)」の意味・わかりやすい解説 八橋(鳥取県)やばせ 鳥取県中央部、東伯(とうはく)郡琴浦(ことうら)町の一地区。旧八橋町。日本海に臨む。山陰道の古駅清水(しみず)の地や『小右記(しょうゆうき)』(1031)に記された八橋野牧(やばせののまき)はこの付近と推定される。中世の行松(ゆきまつ)氏の城跡があり、近世は鳥取藩家老津田氏の自分手(じぶんて)政治の町。海岸は好海水浴場で冬はウミネコが来集する。[岩永 實][参照項目] | 琴浦(町) | 山陰道 | 小右記 | 東伯 | 鳥取藩 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例