八百丹よし(読み)ヤオニヨシ

デジタル大辞泉 「八百丹よし」の意味・読み・例文・類語

やおに‐よし〔やほに‐〕【八百丹よし】

[枕]多く赤土きねでつき固めて作る意で、「築く」にかかる。
「―い杵築きづきの宮」〈・下・歌謡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「八百丹よし」の意味・読み・例文・類語

やおに‐よし やほに‥【八百丹よし】

(「よし」は詠嘆助詞) 多くの赤土を杵(きね)でつき固めて作る意で、「築く」にかかる。
古事記(712)下・歌謡「纏向(まきむく)日代(ひしろ)の宮は 朝日日照る宮〈略〉木の根の 根延(ねば)ふ宮 夜本爾余志(ヤホニヨシ) い築きの宮」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android