知恵蔵2010の解説
国や地方自治体、あるいは政府関係機関などの借金、つまり公的債務のこと。社会保険などの行政債務や政府紙幣も広い意味での公債といえる。一般的には、経費調達を目的とする借金、すなわち財政債務で債務証書の形態をとる借金をいう。経費の調達は租税によって賄うのが原則であり、公債での調達は例外的にしか認められないのだが、現在では常態になっている。しかし、公債で調達してもいずれは租税で返済する必要があり、公債は租税の前取りといってもよい。公債は国が発行する国債と、地方自治体が発行する地方債に分けられるが、政府が債務を保証する政府保証債も準公債ということができる。国債には、償還期限が1年以内の短期債(例えば財務省証券などの政府短期証券)や1年を超える長期国債がある。
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神野直彦東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授
)
出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2007」
百科事典マイペディアの解説
一般的には国家や地方公共団体がその経費を支弁するために行う債務(財政公債)をおぎなうために発行する債券をいう。国家の債務には公債のほかに,供託金,郵便貯金,賠償など(行政公債)があるが,公債は経費を調達するための債務であるところに特徴がある。
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