公園町(読み)こうえんちよう

日本歴史地名大系 「公園町」の解説

公園町
こうえんちよう

大正一一年(一九二二)から昭和四一年(一九六六)までの町名絵鞆えとも半島の中央部に位置し、現在の山手やまて町などの一部にあたる。町名の由来は大正五年造成の貯水池のそばに小公園が造られたことによる。もとは室蘭区大字札幌通さつぽろどおりの一部で、蛸沼たこぬまの字名があり、「配水池(旭町)公園地、仏坂切割峠まで国道南部一帯」の地にあたり、同年四月に室蘭区公園町となった(「大字廃止及町名番地改称の件」昭和一六年室蘭市史)

公園町
こうえんちよう

昭和二七年(一九五二)に設定された。おお町の北東にある。東境はJR石北せきほく本線、その西を並行して国道三九号が北東から南西に通る。南部は大正期造成の野付牛のつけうし公園で池や林地(イチイの森)があり、小石こいし川が北西から南東へ流れる。公園東側の国道沿いは大正―昭和初期からの住宅地。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android